幕カレディオ生ラジオ内ストーリー☆恋愛幕末カレシ

沖田総司の配信記念で放送された
恋愛幕末カレシ生ラジオ 幕カレディオ~君の心を御用改め~
が再配信されています

正直、私は声優さんはほとんど知らないですし
アプリでもボイスはあんまり聞いてないですが
この『幕カレディオ』内で放送されたストーリーがとっても面白かったので
書き出してみました!!

土方歳三役の染谷俊之さん、沖田総司役の代永翼さん、近藤勇役の佐藤拓也さんのやり取りもとても面白いし
各キャラクターの性格が出ててとっても良いです!!

そして、まだ本編配信開始されていない
近藤さんの口説き方がわかっちゃう!
大人な近藤さんの口説き文句を知りたい方はぜひ聞いて欲しいです☆

このストーリー
放送後にアプリ内で公開されていたみたいですね
全然知りませんでした!!笑


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幕末カレシ~君の心に生ドラマ!~

沖「すみません。日本酒一合ください」
土「こっちにも一合。近藤さんは?」
近「俺は、まだあるからいいよ。それにしても3人でこうして食事をするのは久しぶりだねえ」
沖「そうですねえ。屯所にいると、むさくるしい男たちに囲まれてご飯を食べないといけないですから。外での食事は大好きです」
近「あぁ。ま、欲を言うなら、ここに女性がいればもっとよかったんだけれど」
沖「向かい合ってるのが野郎二人じゃ、いまいち盛り上がりに欠けますよね」
土「そうか?女がいた方が面倒だろ。いろいろ気使うし」
沖「え?土方さん、女性に気を遣うなんて発想あったんですか?僕、今日一番の驚きなんですけど」
土「俺はお前のその慇懃無礼な態度に驚きだ。近藤さん、あんたどんな教育してんだよ」
近「総司の教育?『みんなに優しく』と『命大事に』かな。ほら、総司はほっておくと、どんどん危険な方に突き進むからな」
沖「やだな、近藤さん。そんな人を危険人物みたいに。僕だって命は大事にしてますよ。だから、明日からは『命大事に』は原田さんに言ってあげてください」
土「原田?何で原田の名前が出てくるんだよ」
近「そういえばあいつ、最近元気がないが、何があったか総司は知ってるのか?」
沖「はい。贔屓にしていた島原の女の人に振られたらしいですよ。それもこっぴどくね。その場に居合わせた斎藤さんが、絶句するくらいの修羅場だったみたいなんで。あれはしばらくは立ち直れないだろうって。」
土「原田はどうして振られたんだ?」
沖「それが、笑っちゃいけないんでしょうけど、理由がすっごく面白くて。誉め言葉が貧相だったらしいですよ」
土「誉め言葉が貧相?」
沖「はい。会うたびに綺麗だよって褒め続けていたらしいんですけど。語彙力がなさ過ぎて『頭の悪いお人は嫌いどす。綺麗綺麗も言われ続けたら、嬉しくおまへん。女心を学びなおしてきておくれやす』ってばっさりだったらしくて」
土「それは、なんつーか」
近「笑えないな。俺も女性を豊かな表現で褒める自身はないし」
沖「そうですか?土方さんはともかく、近藤さんは得意そうですけど」
土「おい、俺はともかくってなんだ」
沖「ああ、すみません。口が滑りました」
土「さっきからよく滑る口だな」
近「まあまあトシ。そう怒るなって。それにしても、誉め言葉か。何かの役に立つかもしれないし、いくつか誉め言葉を挙げてみないか」
沖「え?」
近「三人寄れば文殊の知恵って言うだろ。そうだな、あいうえお作文で一人ずつ女性を褒める言葉を言っていくんだよ」
沖「面白そうですけど、結構難易度が高そうですね」
土「そうか?お前こそこういうの得意そうじゃねえか」
沖「得意ですよ。愛の言葉じゃなければ。例えば、かきくけこ、で」
土「か」
沖「悲しいですね、貴方とここでお別れなんて」
近「き」
沖「今日があなたの命日です」
土「く」
沖「苦しまないように、一発で天国に行かせてあげますよ」
近「け」
沖「袈裟切りと逆袈裟、どっちがお好みですか?」
土「こ」
沖「殺しますよ。…みたいなのとか」
土「物騒だな」
近「ははははは。その笑顔で言われると、眠れなくなりそうだ」
沖「そうですか?僕はいつもこんな感じじゃないですか。それより、愛の言葉でしたよね。じゃあ、まずは土方さんから」
土「おい、ちょっと待て」
近「どうした、トシ」
土「何か当たり前に参加する流れになってるが、俺はやるとは言ってねえ」
沖「え。やらないんですか?」
土「やらねえよ。男がそんな恥ずかしいこと口に出来るか」
沖「恥ずかしいんですかね」
近「俺はあんまり恥ずかしさは感じないけど。ま、確かに、トシみたいに硬派な男だと恥ずかしいのかな」
沖「硬派じゃなくて、奥手」
土「あ?」
沖「ああ、危ない。また口が滑るところでした。でも、土方さん。誉め言葉はたくさん持っていて損はないですよ。ほら、屯所で僕たちの返りを待っていてくれる、あの人の照れた顔だって見られるかもしれないし」
土「…」
近「トシがかわいいって褒めてあげたら、あの子はどんな顔をするのかな。きっと、可愛い顔で恥じらうんだろうね」
土「ああくそっ!やればいいんだろ」
近「さすがトシ。じゃ早速」
沖「あ」
土「明るく笑った顔が好きだ」
近「い」
土「今のお前が一番かわいい」
沖「う」
土「初々しいな、そういう顔も嫌いじゃない」
近「え」
土「笑顔、他の男には見せんなよ。可愛いから」
沖「お」
土「俺を夢中にさせた責任ちゃんととれよ」
沖「おお。土方さんすごいですね」
近「ああ、まさかこんなにたくさんの誉め言葉が出てくるとは思わなかったよ」
土「最初はどうなることかと思ったが、意外といけるもんだな。で、次は誰がやるんだ?」
近「…」
沖「…」
土「おい、顔見合わせてんじゃねえよ。じゃあ次は…」
近「俺がやろう」
沖「ええ?」
近「ほら、おおとりは緊張するからね。総司にお願いするよ」
土「それじゃあ近藤さんは、さ行で行くか。では早速。さ」
近「さ、こっちにおいで。君の可愛い顔を側で見たいんだ」
沖「し」
近「知らない男にそんな愛らしい表情を向けたらいけないよ」
土「す」
近「好きって言っただけで、こんなに赤くなっちゃうなんて君は可愛いな」
沖「せ」
近「せっかく二人きりなんだし、もっと君のこと教えてほしいな」
土「そ」
近「そんな可愛いこと言われたら、離してあげられなくなりそうだ」
沖「おお」
土「なんつーか、さすがだな」
近「そうかな。いくつかは誉め言葉ではなくなってしまったんだけど」
沖「でも、こんな甘い言葉がスラスラ出てきたら、きっと原田さんみたいに振られたりはしないですよね」
土「あいつのことは掘り返してやるなよ。じゃあ、最後は総司…」
沖「すみませーん。お勘定お願いします」
土「おい、逃げようとしてんじゃねえよ」
沖「ええ?だって、僕もうか行の言葉言ったじゃないですか」
土「物騒なやつはな」
近「さすがに、俺たちだけに恥ずかしい言葉を言わせて逃げようっていうのはいけないよ」
土「指導不覚悟は切腹だぞ」
沖「僕たちの指導って。…わかりました。じゃあ僕もやりますよ。た行でいいですか」
近「そうだね。それじゃ早速。た」
沖「駄目ですよ、逃げたら。可愛い顔が見えなくなっちゃうでしょ」
土「ち」
沖「ちゃんと僕の方を見て。そ、良い子ですね」
近「つ」
沖「つれないな。僕がこんなに好きって言ってるのに、口づけひとつしてくれないなんて」
土「て」
沖「手、つないでもいいですか?あなたのこと感じていたいので」
近「と」
沖「とってもかわいいですよ。貴女のこと離せなくなりそうです」
土「総司らしいっちゃらしいが」
近「言葉の節々にそこはかとない嗜虐性を感じる」
沖「そうですか?僕ほど優しい男もいないと思いますけど」
土「自分で言うのかよ」
近「おっと、つい話し込んでしまったけど、もうこんな時間なのか」
土「下らねえ話してたらあっという間だったな」
沖「甘い言葉の続きは、屯所であの人を相手に囁くことにしましょう。楽しみですね」